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時差・気候・許可証、はじめてのパラオ旅行に役立つ11の知識

公開:2018/11/06  更新:2021/10/21  はじめてパラオ

パラオ(イメージ)

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日本の約3,000km真南に位置し、大小300余りもの島々からなる「パラオ」(正式名称:パラオ共和国)。世界遺産のロックアイランド、干潮時だけ現れるロングビーチ、ダイバーが憧れるダインビングスポットなど、パラオには自然が織りなす絶景が数多くあります。ゆったりと時を忘れて過ごせるリゾート地としてハネムーナーなどにも人気です。

今回はそんなパラオを初めて訪れる方のために、時差やフライト時間、気候に服装など、パラオの基本情報をご紹介します。

日本からパラオへは直行便で約4時間30分

日本からパラオまでのフライト時間は、直行便で約4時間30分となります。グアム経由便の場合は、日本・グアム間で約3時間30分、グアム・パラオ間で約2時間となります。

2018年11月現在、パラオへの直行便は日本航空が年に数十便チャーター便を運行しているのみとなり、定期便はありません。経由便は、グアム経由のユナイテッド航空、台湾経由の中華航空、韓国経由の大韓航空・アシアナ航空などが運航しています。詳細は航空会社や旅行会社のサイトなどで確認してみてください。

日本とパラオに時差はなし!時差があるグアム経由の場合は注意

日本とパラオには時差がありません。時差がないと体への負担も少なく嬉しいですね。ただしグアム経由の便を利用する場合、グアムは日本より1時間進んでいるため、乗り継ぎの際に時間を間違わないよう注意が必要です。

平均気温は27度と年間を通して過ごしやすい

海洋熱帯気候、高温多湿、平均気温は年間を通して26~28度と、まさに常夏です。10~4月は雨が少ない乾季で、旅行に行くならおすすめの時期です。海の透明度も高まります。特に12月から3月あたりがベストシーズンと言われています。5月~9月は雨の多い雨季。雨季と言っても日本の梅雨とは異なりスコールが多くなる程度で、長雨になることはあまりありません。乾季・雨季はありますが、年間を通して旅行を楽しむことができますよ。

服装は夏服でOK!薄手の長袖があると安心

年間を通して気温が27度前後あるパラオは、半袖などの夏服でOK。ただし屋内ではかなり冷房が効いていることもあるため、すぐに羽織れる長袖の上着があると安心です。また、紫外線が日本の7~8倍と言われていますので、紫外線には注意が必要です。日焼け止め、帽子、サングラスなどで対策をしましょう。

公用語は英語とパラオ語

パラオの公用語は英語とパラオ語です。パラオが日本の委任統治領であった時代があることから、年配の方を中心に日本語を理解している方も多くいます。「ダイジョーブ」など日本語が元となったパラオ語が今も存在しています。

パラオの通貨はUSドル、両替は日本で済ませておくのがおすすめ

パラオの通貨単位はUSドル。ホテルで両替する場合は、宿泊客のみ可能としているところや一日に両替可能な金額が定められているところもありますので、事前に確認しておくようにしましょう。銀行はHAWAI銀行で両替ができます。日本国内で両替するよりも割高になる場合があるため、あらかじめ日本で両替しておくことをおすすめします。

電圧は110~120ボルト

電圧は110~120V(日本は100~110V)。短時間であれば日本の電化製品の使用や充電も可能ですが、長時間になる場合は変圧器の利用をおすすめします。最近のスマートフォンなどは120ボルトまで対応しているものも多いので、その場合はそのまま利用できます(説明書などをご確認ください)。

治安は比較的良好、18歳未満の深夜のひとり歩きは注意

パラオは治安が比較的良好です。ですが油断は禁物なので貴重品の管理には気を配りましょう。パラオ・コロール州では、18歳未満を対象に21:00から5:00までの外出を禁止する外出禁止令が制定されています(親または保護者同伴であれば可)。日本人観光客も対象となります。違反した場合には罰金を徴収されることもありますので、お子様だけでの深夜の外出はおすすめしません。

観光目的の30日以内滞在ならビザは必要なし

パラオは、観光を目的とした30日以内の滞在であればビザは必要ありません。また、ESTAの申請も必要ありません。(2018年11月時点)

※ビザやESTAの条件は変更される可能性がありますので、在日米国大使館・領事館サイトで最新情報をご確認ください。

パラオ観光といえば世界遺産のロックアイランド

パラオにはさまざまな観光資源やスポットがありますが、まず抑えておきたいのが世界遺産になっているロックアイランド。ロックアイランドのなかにあるロングビーチは、干潮時にのみビーチが現れるという絶景ポイント。またロックアイランド内の各種スポットで、シュノーケルやダイビングなどのマリンアクティビティを楽しむこともできます。はじめてパラオを訪れる方の多くがこのロックアイランドを観光しています。

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ロックアイランドを訪れる際は「ロックアイランド許可証」が必要

パラオでは、無人島への上陸、シュノーケル、釣りなどを行う際に各州政府発行の各種許可証を購入し携帯することが義務付けられています。そのため、パラオのロックアイランドを訪れる際には「ロックアイランド許可証」が必要になります。

ロックアイランド許可証は、オプショナルツアー催行会社が窓口となって販売しています。有効期限は10日間、発行料は1名$50です(5歳以下は不要)。オプショナルツアー参加時には、必ず参加人数分の許可証を購入の上、提示してください。再発行はできないため、紛失しないように注意してくださいね。

まとめ

いかがでしたか?
日本の真南に位置する常夏のリゾート地、パラオ。海や島々の美しい大自然の魅力はもちろんですが、旅行のしやすさも魅力のひとつです。日本との時差はなし、年間を通して過ごしやすい温暖な気候、フライト時間はハワイやアメリカ本土を訪れるより短め。海をメインにゆったりとリゾート気分を満喫したい方にパラオはとってもおすすめです。

今回ご紹介した基本情報を踏まえて、パラオの旅を存分に楽しんでくださいね!

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